2020/12/03

閑谷学校の紅葉

晩秋。明け方の雨で濡れた木々の葉が散り敷いています。梢で風にそよぎ、青空を背景に黄や紅に輝いていた存在が、今や茶色に崩れ、土に還ろうとしています。曇り空は心も湿らせがちですが、たまに差す陽光に風景が一変することも稀ではありません。目を転じるとコロナ。感染が一気に拡大しています。人が動き、活動が増えるほど感染機会が増す厄介さ。医療、介護関係者は今年2月からずっと過緊張状態。仕事か、でなければ巣ごもりです。求める光はワクチン？、有効な治療薬？、隔離と移動規制？、集団免疫獲得？、変異による弱毒化？いずれもすぐという訳にはいかず、霧の中です。
ところで、
運動量が減り、活動量が減ると心は曇ります。ストレスがダメ押しです。頭の中がマイナス思考でいっぱいになった時は一人で解決しようとせず、家族、友人に相談を。相談相手がいなければ、問題を文章化すると否定的考えの連鎖から解放されるかも。夜は心が更に内向きになるので、早く寝て明日考えましょう。眠れない日が2日以上続いたり、眠っても早く目が覚めたり、コロナでもないのに食事が砂をかむように味気なくなったら、心のエネルギー切れです。こんな時の充電には、医療の助けが必要です。