2021/07/01
クリニックの玄関に燕が出入りしていると思ったら、巣造りでした。傍の田んぼから運んできたと思われる藁と泥がみるみる増えます。自動ドアの上の1cmくらいの出っ張りに積んでいるようです。田舎の生家では母屋の玄関や長屋の天井に毎年燕が巣を作ります。出入りできるよう、この時期長屋の引き戸はいつも少し開けたまま。燕が来るのは家が安泰だからだと、大切にヒナの成長を見守る日々でした。クリニックの玄関ではそうも行きません。患者さんの頭に糞が降っては困ります。落ちた糞で滑るのはもっと困ります。という訳で、燕さんには申し訳ないのですが、一日目の作業の終わりに泥を洗い、玄関の上をビニールシートでカバー、後日見栄えが良い様パテで出っ張りを埋めました。燕さんは営巣をあきらめてくれたようです。一方、通用門にはしばしばクモが巣をかけます。朝一番、入ろうとすると顔にべったり。夕方帰宅時に早々と巣がかけられていることも。付近には蜂の巣も成長中です。自然との共生は望むところですが、楽しい共生を望みます。まことに勝手な人間の都合で申し訳ないです。